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「駐車場に行ったら、自分の区画に無断駐車されていて停められなかった」
「運転ミスで、駐車場の壁を壊してしまった……」

そうしたトラブルが起きてしまうと「どうしたらいいの!?」とパニックになってしまうこともありますよね。

ですが、駐車場で起きたトラブルは、適切な対処を取れば解決することができます!

そこで今回は、駐車場でよく起きるトラブル(無断駐車・機械停止・車をぶつけたなど)の対処法について解説します。
冷静に、一つずつ対処法を試していってください。

目次


ケース①:自分の区画に無断駐車されているときの対処法
ケース②:機械式駐車場が停止(止まった)ときの対処法
ケース③:駐車場内で車をぶつけた、物を壊したときの対処法
ケース④:機械式駐車場の鍵を落とした・なくしたときの対処法

①自分の区画に無断駐車されているときの対処法

自分の区画に無断駐車されている(知らない車が停まっている)ときは、次の3つの行動を取ることが肝心です。

①自分の区画に停まっている車の写真を撮る
②自分の車は、一旦近隣のコインパーキングに停める
③駐車場の管理会社に連絡し、無断駐車されていることと、無断駐車している車のナンバー・特徴を伝える

ここからは、上の3つの行動について解説します。

①自分の区画に停まっている車の写真を撮る

自分の区画に無断駐車されているのを見つけたときに、真っ先にやらなければならないのが写真の撮影です。
写真を撮影しておけば、相手方が無断駐車をしていたという証拠になりますし、車の持ち主の特定にも役立ちます。

写真を撮るときには、次のポイントを守って、3枚撮影しましょう。

・ナンバープレートの文字がはっきり読み取れるよう、正面から1枚目を撮影する
・停まっているのが自分の区画だと分かるように、一歩引いて2枚目を撮る
・可能であれば、車の車種が分かる刻印の写真(3枚目)を撮影する

正面からの写真を撮るときは、下の図のようなイメージで撮影できると良いですね。

 

また、車種の刻印については「何のこと?」「どこにあるの?」と思われる方も多いと思いますので、ここで解説します。

車種の刻印とは、車の車種名のマークのようなものです。

車の後部についていることが多いですね。
可能であれば、この部分の写真も撮っておくと、後々車の持ち主の特定に役立ちます。

ですが、機械式駐車場のパレットに無断駐車されているなど、車の後ろのスペースに入るのが危険な場合もあります。
刻印を撮影するときは、周囲の状況をよく見て、決して無理をしないようにしてください。

②自分の車は、一旦近隣のコインパーキングに停める

自分の車は、一旦近隣のコインパーキングに停めましょう。
コインパーキングの利用料金は、無断駐車をしている車の持ち主が特定できれば、後で支払ってもらえる場合があります。
その際には領収証が必要になりますので、念のため手元に保管しておいてください。

また、「他の区画が空いているから」と、別の区画や通路に停めるのはやめましょう。
自分の車を停めていいのは、元々契約している区画だけです。

別の区画や通路に駐車してしまうと、その区画を契約している方や、通路を通る他の利用者の迷惑になってしまいます。
加えて、「あなたの車のせいで、私の車が止められなかった」「通路に置かれた車のせいで、駐車場に入れなかった」と、後から迷惑をかけた分の費用を請求される立場になってしまう可能性もあります。

自分の区画が使えないときは、コインパーキングに駐車するようにしてください。

 

③駐車場の管理会社に連絡し、無断駐車されていることと、無断駐車している車のナンバー・特徴を伝える

自分の車をコインパーキングに停めたら、契約している駐車場の管理会社に「自分の区画に無断駐車されていて、駐車場が使えない」と連絡を入れましょう。

連絡を入れる際には、下記の内容を伝えると、スムーズに解決する可能性が高くなります。

・自分の名前(フルネーム)と、契約している駐車場の名前・区画の番号
・無断駐車している車のナンバー・車種・色
・いつから無断駐車されているか
・駐車場を利用できないことで発生した費用の額(コインパーキング代、電車代など)

電話で連絡するときは、上の内容を口頭で伝えれば十分でしょう。
その他の内容を聞かれた場合は、答えられる範囲で良いので、できるだけ回答するようにしてください。

問い合わせフォームなどから文章で連絡する場合は、こんな感じで書いてみるといいかもしれません。

────────────

【問い合わせ文章の例】
タイトル:〇〇駐車場の無断駐車トラブル 対応依頼

株式会社▲▲
トラブルご担当者様

お世話になっております。
〇〇駐車場の△番区画を契約している、(自分の名前をフルネームで書く)と申します。

□月×日の●時ごろから、私の区画に次のような車が停まっており、入庫できず困っています。

・(車のナンバーを書く)
・(車の色を書く)
・(車の車種を書く)(※分かる範囲でOK)

現在はコインパーキングに停めており、◎◎円の支払いが発生しています。
領収証は手元に保管しています。

この件に関しては、下記の連絡先にご連絡ください。
メールアドレス:(自分がよくチェックするメールアドレスを書く)
電話番号:(自分の携帯や、仕事用の携帯など、すぐに出られる電話番号を書く)

早急にご対応お願いいたします。

─────────────

駐車場の管理会社は、利用者の車のデータ(ナンバーや車種など)を持っていますので、無断駐車している車のナンバーや特徴を伝えると、車の持ち主をデータから探して連絡してくれます。

※管理会社のデータにない車(他の利用者が使っている代車など)に関しては、すぐに持ち主を特定することができない場合もあります。

いずれにせよ、早く解決するためには、管理会社に「車の持ち主が特定できる情報」を提供するのが第一です。
車のナンバーや特徴を伝えて、持ち主を特定してもらいましょう。

管理会社からの連絡がどうしても待てないときは、警察への通報も視野に入れてみてください。

警察は民事不介入の原則があるため、基本的には私有地である駐車場内でのトラブルに介入することはできませんが、まれに車のナンバーから持ち主を特定し、連絡してくれることもあります。
※通報したからといって必ず対応してもらえるとは限りません。

警察に連絡するという手段があることも、念のため知っておいていただければと思います。

次の見出しでは、無断駐車に対して適切な対処法を取るとどんな風に解決できるのか、実際の事例を基に架空のストーリーを作成しましたので、一緒に見ていきましょう。

 

無断駐車に適切な対処を取ったおかげで、円満に解決した事例

ある日、Aさんが駐車場に車を停めに行くと、自分の区画に知らない車が停まっていました。
そこでAさんは、無断駐車していた車の写真を撮影し、駐車場の管理会社に連絡して、車のナンバー・特徴(車種や色など)を伝えました。

また、Aさんは「自分が他の区画に停めてしまったら、別の人が同じように困ってしまうだろう」と思い、その日はコインパーキングを利用して、料金の領収証を手元に保管しておくことにしました。

その後、Aさんの伝えた情報をもとに、駐車場の管理会社が利用者のデータを確認したところ、同じ駐車場を利用していたBさんが区画を間違えて停めていたことが分かりました。

駐車場の管理会社がBさんに区画を間違えていることを伝えると、Bさんはすぐに車を移動させました。
その上、「間違いで迷惑をかけてしまったから」と、Aさんが利用したコインパーキング代を支払うことも約束してくれました。

後日、BさんはAさんに間違えて駐車したことを謝罪し、Aさんからメールで送られたコインパーキングの領収証を見た上で、コインパーキングの料金をAさんに支払いました。

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このように適切な対処を取れば、早急に車を移動させてもらったり、駐車場が使えなかった間のコインパーキング代を後から請求したりすることができます。
無断駐車されているのを見つけたら、まず写真を撮って証拠を残し、管理会社に連絡して、車の持ち主を特定できるよう動いていきましょう。

 

ケース②:機械式駐車場が停止した(動かない)ときの対処法

マンションなどの機械式駐車場を契約している場合、機械が停止していて使えないと困ってしまいますよね。
ここでは、「駐車場に行ったら既に機械が止まっていた場合」と「操作中に機械が停止した場合」の対処法について解説します。

駐車場に行ったら既に機械が止まっていた場合

自分が駐車場に行ったときには既に機械が停止しており、普段通りの操作ができない・警報の音が鳴っている・警告ランプが点灯している場合は、次の行動を取ってください。

①すぐに機械式駐車場のメンテナンス会社に連絡する
②自分の車は、一旦近隣のコインパーキングに停める
③駐車場の管理会社に連絡し、機械トラブルが起きたことを伝える

次の見出しからは、各ポイントの内容について解説します。

①すぐに機械式駐車場のメンテナンス会社に連絡する

機械式駐車場でトラブルが発生した際、直接機械を操作して解決できるのは、駐車場の機械のメンテナンスを担当している会社だけです。

ですので、機械が止まっている場合はメンテナンス会社に連絡しましょう。

メンテナンス会社の連絡先は、操作盤の近くに掲示されていることが多いです。

※操作盤のふたに書いてあることもありますので、見つからないときは一旦操作盤のふたを閉めてみましょう。

メンテナンス会社に連絡したら、現在の機械の状況などを聞かれると思いますので、分かる範囲で答えてください。

また、比較的新しい機械式駐車場の場合(分譲マンションのタワーパーキングなど)は、操作盤にエラーのメッセージが表示されていることもあります。
メッセージが表示されているときは文章を読み上げて、メンテナンス会社の方に伝えましょう。

 

②自分の車は、一旦近隣のコインパーキングに停める

機械式駐車場にトラブルが発生している場合は、無理に入庫しようとせず、近隣のコインパーキングに駐車してください。

無理やり入庫することができたとしても、後で機械が完全に停止してしまい、車が駐車場から出せなくなってしまうこともあります。
機械式駐車場が正常に動くことを確認できるまで、車の入庫・出庫をしようとするのは避けましょう。

また、駐車場が使えなかった間のコインパーキング代は、機械停止の原因が特定できたら、後で請求できる場合もあります。
その際には領収証の提出が必要になりますので、手元に保管しておいてください。

 

③駐車場の管理会社に連絡し、機械トラブルが起きたことを伝える

機械式駐車場が停止して使えないときは、駐車場の管理会社にも連絡しましょう。
「どうして管理会社に連絡を?」と思われるかもしれませんが、これには訳があります。

機械式駐車場が停止したと聞くと、つい機械の故障を連想してしまいがちですが……
実は、同じ駐車場を使っている他の方が、車を不適切な形で駐車している(ドアミラーを畳んでいない、タイヤ止めまで下がっていないなど)・機械式駐車場のサイズ制限を超えた車を入庫しているなどの理由で、機械が停止していることもあります。

その場合、機械停止の原因となっている車の持ち主に連絡を取り、車を移動させてもらわなければなりません。
そして、車の持ち主の連絡先を知っているのは、基本的には利用者のデータを持っている管理会社です。
※メンテナンス会社は原因を特定することはできても、原因となった車を無理やり出庫させることはできません。

もし原因が他の利用者の駐車ミス等であった場合、駐車場の管理会社に連絡しておけば早めの復旧が見込めます。
メンテナンス会社へ連絡した後は、駐車場の管理会社にも忘れず連絡してくださいね。

 

自分が操作している途中で、駐車場の機械が止まってしまった場合

自分が操作している途中で機械式駐車場が止まってしまった場合は、次のポイントを確認してみてください。

①ミラーを畳んでいるか
②正しい停車位置に停車しているか
③普段と違う車(代車など)を利用していないか

次の見出しからは、各ポイントの内容について解説していきます。

 

ミラーを畳んでいるか

最初に、ミラーを畳み忘れていないか確認しましょう。

駐車場の機械は、車の乗ったパレットを動かしても問題ないかをセンサーで判断しているのですが……
車のミラーを畳み忘れていると、センサーに引っかかって機械が停止してしまいます。

機械式駐車場を使うときは、ミラーは必ず畳むようにしましょう。

 

正しい停車位置に停車しているか

ミラーを畳んでも駐車場が動かない場合は、正しい位置に駐車しているか確認しましょう。
駐車場の機械によっては、タイヤ止めまでしっかりバックしていないと、センサーに引っかかって機械が動かなくなってしまいます。

また、入庫するときに急いでいたり慌てていたりすると、十分にバックしきれていない状態で車から出ているのに気づけないことも。
「駐車場の機械が動かない!」と思ったら、一度車の駐車位置を確認してみましょう。

 

普段と違う車(代車など)を利用していないか

車検で代車を使っていたり、車両の買い替えなどで普段と違う車両を入庫させている場合は、制限サイズオーバー等が原因で機械が停止している可能性があります。
その場合は速やかに車を出庫させ、近隣のコインパーキングを利用してください。

基本的に、機械式の駐車場には、契約時に申告した車しか入庫してはいけません。
車両を変更する際には「制限サイズ内だから入庫しても大丈夫」と思わず、必ず駐車場の管理会社に申告して、「停めていいですよ」と返事をもらってから入庫するようにしましょう。

※筆者の知っている事例では、「車検で代車を入庫したところ、実は機械式駐車場のサイズを超えていた。パレットが動いた途端、車の天井が機械と接触してしまい、修理代を弁償することになった……」といったケースがありました。
代車を使う際は、コインパーキングに停めるか、管理会社に連絡して了承を得てから入庫してください

 

思い当たる節がない場合は、メンテナンス会社・駐車場の管理会社に連絡する

先ほどまでに解説したポイントをチェックしてみても、特に問題が見つからなかった場合は、まずメンテナンス会社に連絡を入れましょう。
メンテナンス会社の電話番号は、操作盤の近くに書かれていることが多いです。
そちらに連絡して、指示を仰いでください。

また、メンテナンス会社に連絡すると同時に、駐車場の管理会社にも連絡してください。
その場で解決しなかった場合、駐車場の管理会社にも連絡しておくと、後々詳細を教えてもらえることがあります。

機械の故障が原因で駐車場が使えなかった場合、費用の精算(コインパーキング代など)の話が駐車場の管理会社経由で来ることもありますので、必ず一報入れるようにしましょう。

 

ケース③:駐車場内で車をぶつけた、物を壊したときの対処法

誤って駐車場の壁に車をぶつけてしまったり、車でチェーンゲートを踏んで壊してしまった等、物を壊した場合は、次の行動を取ってください。

①壊した場所・物の写真を撮る
②ただちに警察へ連絡して、交通事故証明書を取る
③駐車場の管理会社に連絡して、正直に事情を伝える

ここからは一つずつ、ポイントを解説していきますね。

 

①壊した場所・物の写真を撮る

駐車場の管理会社に状況を伝えるためにも、まずは壊してしまった箇所の写真を撮りましょう。
状況が詳しく伝わるよう、何枚か角度を変えて撮っておくといいですね。

 

②ただちに警察へ連絡して、交通事故証明書を取る

被害者(ケガをした人)がいなくても、物が壊れた場合は交通事故扱いになります。
すぐに警察を呼んで、事故の詳細を報告し、交通事故証明書を書いてもらいましょう。

「少し擦っただけだから、警察を呼ばなくても……」と考えてはいけません。
警察への連絡を怠った場合、当て逃げの罪(道路交通法72条第1項の危険防止措置義務違反)に問われる可能性があります。
※当て逃げをした場合、30日間の免停かつ10万円以下の罰金が科される可能性があります。

ぶつけた直後に警察を呼べば、違反の点数が加算されたり、刑事罰を受けたりすることはありません。
警察に連絡せずに放置してしまうと、当て逃げになってしまう可能性がありますので、必ず連絡するようにしてください。

加えて、車にかけている任意保険で修理代を払う際には、保険会社に交通事故証明書を提出する必要があります。
後々のことも考えると、きちんと警察を呼ぶのがベストでしょう。

 

③駐車場の管理会社に連絡して、正直に事情を伝える

警察を呼んで事故証明書を書いてもらったら、駐車場の管理会社に連絡して事情を話し、謝罪しましょう。
後日修繕費等の連絡があると思いますので、保険会社に連絡するなどして、支払いを進めてください。

駐車場の管理会社から見ても、すぐに正直に話してくれて、修理費用を出してくれる利用者に悪い印象を持つことはありません。
誠実な対応を心がければ、大きなトラブルに発展する可能性は低いでしょう。

逆に、物を壊した事実を隠していたり、ぶつけたのを黙っていて後から誰がやったのか分かった場合、駐車場の管理会社からの心証はかなり悪いものになってしまいます。

その場合、壊した箇所の修繕費の支払いに加えて、駐車場の管理会社から契約の解除(「使い方が悪いので、出て行ってください」ということです)を言い渡されることもあります。

駐車場内で物を壊してしまった場合は、駐車場の管理会社に連絡して、隠さず正直に事情を説明するようにしましょう。

 

ケース④:機械式駐車場の鍵を落とした・なくしたときの対処法

機械式駐車場を利用するときには、ほとんどの場合鍵やカードキーが必要になりますが……
うっかり落としてしまったり、どこに行ったか分からなくなってしまうこともありますよね。

そんなときは、次の対処法を取ってください。

①もう一度自分でよく探してみる
②警察に遺失物届を出す
③急いでいる場合は、駐車場の管理会社に連絡して鍵を作成してもらう

ここからは、それぞれの対処法のポイントを解説していきます。

 

①もう一度自分でよく探してみる

自分では「いつも保管しているところに鍵がない!落としたかも!?」と思っていても、実は普段と違う場所に置きっぱなしにしていただけだった……ということもあります。

鍵がない!と思ったら、次の場所を探してみてください。

・かばん、バッグ、リュックの底
・車の座席ポケットやシートの隙間、ダッシュボードなど
・洋服のポケット(内ポケット含め)
・財布の小銭入れ
・小物入れのポーチ、メイクポーチ
・ポケットに入れていたハンカチ、タオルの中
・玄関の近く
・家具の隙間

もう一度よく探してみると、意外なところから鍵が出てくるかもしれません。

また、どなたかと住んでいらっしゃる方は「こんな鍵をなくしたんだけど、見かけなかった?」と聞いてみるのも一つの手!
一緒に住んでいる方(奥さんなど)が「何の鍵か分からないけど、旦那のだろうから拾っておこう」と手元に保管している可能性があります。
鍵の特徴を伝えて、見かけなかったか聞いてみましょう。

 

②警察に遺失物届を出す

自分で探してみて、一緒に住んでいる方に聞いても見つからなかったときは、警察に遺失物届を出しましょう。

駐車場の鍵を道やお店で落としていた場合、親切な方が警察に届けてくださっていることがあります。
ですが、警察に遺失物届を出していないと、落とし主に連絡が来ることはありません。

ですので、鍵をなくしたと気づいたら、すぐに遺失物届を出すことが重要です。

遺失物届は、どこの警察署・交番でも出すことができます。
近所の交番まで行って、届け出の書類を書きましょう。

また、遺失物届を出す際には、鍵の特徴を記入する必要があります。
つけていたキーホルダーの色や、どれぐらいの大きさの鍵かなどを、覚えている範囲で詳細に記入しましょう。

※遺失物届に関しては、警察庁の公式ホームページもご覧ください。
警察庁遺失届情報サイト|落とし物をしてしまったらすぐに遺失届を!

 

③急いでいる場合は、駐車場の管理会社に連絡して鍵を作成してもらう

自分で探してみても見つからず、近日中に駐車場が使えないと困る場合は、駐車場の管理会社に連絡してみましょう。
鍵をなくした・再度鍵を送ってほしいことを伝え、しなければならない手続きについて尋ねてみてください。

管理会社に連絡して鍵を作成する際には、大抵費用がかかります。
なぜなら、月極駐車場を借りている場合、その鍵は「管理会社から利用者に貸しているもの」だからです。
ですので、「なくしたのであれば、弁償してください」という話になります。

鍵のタイプ(普通の鍵なのか、カードキーなのか)によって費用は異なりますので、いくらかかるのかは自分の契約している駐車場の管理会社に聞いてみましょう。

 

まとめ

今回の記事では「駐車場内で起こりやすいトラブルの対処法」について解説しましたが、いかがでしょうか。

駐車場内で起きたトラブルも、適切な対処を取ればスムーズに解決することができます。
落ち着いて、対処法を一つずつ試してみてください。